AIだけで株を学んで、ようやくここまで来ました。イチテク(練習アプリ)のルールをアップデートしてから、初めて条件に出会えたトレードです。
結果から言うと、+115,486円の利確。ただし途中、正直かなりゾッとする場面がありました。
「ルール通りに動く」ことの難しさを、今回初めて実感した記録です。
① 今回使ったシグナル:ゴールデンクロス+出来高急増とは
今回使ったのは、ゴールデンクロス(GC)と出来高急増を組み合わせた複合シグナルです。
- 短期の移動平均線(MA5)が長期の移動平均線(MA25)を上抜ける=ゴールデンクロス
- 同じタイミングで出来高が直近平均より明らかに多い=「本気の買い」が入っている証拠
- GCだけだと”だまし”も多いが、出来高が伴うと信頼度が上がる、とAIに教わりました
実はこのシグナル、条件を決めてからしばらくの間、一度もアプリの中で出会えませんでした。
② 正直に告白:ルールが厳しすぎて、ずっとトレードできなかった
実際のデータで検証してみたところ、当初のルール(出来高が直近平均の1.5倍以上)だと、40日間チャートを進めても条件が1回でも成立する確率は18.4%しかありませんでした。三菱UFJ・三菱商事に至っては、全期間通じて一度も条件が揃いませんでした。
「学んだ通りにルールを作ったつもりだったのに、そもそもトレードする機会がほぼ無い」という、かなり基本的なところでつまずいていたわけです。
そこで、出来高のしきい値を1.5倍→1.2倍に緩和し、チャートを進める期間も40日→60日に延長しました。この見直しで、条件が成立する確率は45.4%まで改善。今回のアドバンテスト(6857)は、ルールをアップデートしてから初めてシグナルに出会えた銘柄です。
③ エントリー実行
| エントリー日 | 2025年5月1日 |
| 銘柄 | アドバンテスト(6857) |
| エントリー価格 | 6,267円(仮想資金の25%=250万円を投入) |
| 損切りライン | 6,079円(-3.0%) |
| 利確目標 | 6,557円(損切り幅×1.5) |

急落から一度もみ合った後、その日だけ+6.9%の大陽線でMA5がMA25を上抜け。出来高も目視で明らかにいつもより多く、直近の押し安値が損切りラインの近くで支えになっていたので、条件は揃っていると判断してエントリーしました。
📱 同じシグナルを自分で練習してみよう
この記事で使っている「イチテク」は、仮想資金1,000万円で株の売買を練習できる無料アプリです。実際のお金は一切かかりません。
- ✅ ゴールデンクロス+出来高のシグナルを実際のチャートで練習できる
- ✅ 損切り・利確ラインを自分で計算して試せる
- ✅ 結果がすぐわかるから学習が加速する
④ エントリー翌日、正直ゾッとした話
エントリーした翌日、チャートに首吊り線(下落転換を示唆するローソク足)が出ました。
正直「終わった…」と思いました。でも、株価はまだ損切りラインに触れていません。
「首吊り線は怖い。でも、自分のルールでは損切りラインに触れるまでは保有継続。
感情でなくルールで動く、と決めたはず。」
頭では分かっていても、含み益が減っていくのを見ながら「今すぐ売ったほうがいいのでは」という気持ちと戦うのは、想像していたより苦しいものでした。
⑤ 結果:利確ラインに到達
2025年5月8日、株価は下落することなく利確ライン6,557円まで到達し、自動的に決済されました。
| イグジット価格 | 6,557円(利確ライン到達・自動決済) |
| 損益 | +115,486円(投入額比+4.6%) |
| 保有日数 | 7日間 |
| 仮想残高 | 10,139,786円 |

計画していたリスクリワード比 1:1.5を、そのまま計画通りに達成する形での利確でした。
⑥ 同じ60日間を、AIが機械的にトレードしたら?
イチテクには「あなた vs AIのルール」という機能があり、自分が見ていたのと同じチャート区間を、AIが同じ条件(ゴールデンクロス+出来高1.2倍)で機械的にシミュレートするとどうなるかを、後から見比べられます。人間の判断が一切入らない、ルールだけの結果です。
| あなた(自分) | AIのルール | |
| 損益率 | +1.2% | +3.3% |
| トレード回数 | 1回 | 1回 |
結果は、AIのルールの方が伸びていました。同じシグナルで入っているのに差がついたのは、たぶん「利確のやり方」の違いです(※ここは私の推測です)。自分は「損切り幅×1.5」に到達した時点で機械的に利確しましたが、AIのルールには固定の利確目標がなく、デッドクロスが出るか20営業日経つまで持ち続ける仕組みになっています。今回はそのまま株価が伸び続けたので、長く持ったAIの方が利益を多く取れた、という形だと思います。
「ルール通りに入る」だけでなく「ルール通りに出る」までがワンセットなんだと、数字で見せつけられた気分でした。
⑦ AIに「首吊り線を無視したのは正しかった?」と聞いてみた
私の質問:
「首吊り線が出て正直かなり不安になりましたが、損切りラインに触れていなかったので保有を続け、結果的には利確できました。この判断は正しかったですか?」
AIの回答:
「結果だけでなく判断の過程を見ても、方向性は正しいです。首吊り線は単独では”警告”にすぎず、翌日以降に下落が続いて初めて転換の確度が上がります。今回はその後の値動きで下落が確認されなかったので、事前に決めた損切りラインに従い続けたのは合理的でした。
大事なのは、「不安になったこと」自体は悪いことではないという点です。含み益を持ちながらチャートを見ていれば誰でも心が揺れます。問題になるのは、その不安に押されてルールにない売買をしてしまうこと。今回はルールと感情がズレても、ルール側を優先できた=これは訓練の成果です。」
この回答で一番残ったのは、「ルールと感情がズレるのは当たり前」という言葉でした。ズレないようにするのではなく、ズレても行動を変えない仕組み(=損切り・利確ラインを事前に決めておくこと)の意味を、初めて身体で理解できた気がします。
⑧ 次回への気づき・まとめ
- ✅ ルールが厳しすぎると、そもそもトレード自体が発生しない。条件は「正しさ」だけでなく「現実的に出会える頻度」も見て調整が必要
- ✅ 含み益があるときの不安は、ルールで動いていても普通に起きる。首吊り線のような”それっぽいサイン”が出ても、事前に決めた基準(損切りライン)を動かさなかったのが今回の勝因
- 📝 次回は三角持ち合いブレイクなど、まだ試していないシグナルにも挑戦したい
今回勝てたのはうれしいですが、まだ3回目。勝率・期待値が安定してプラスだと言えるようになるまでは、引き続き仮想資金で検証を続けます。そこを超えたら、実際のお金でのトレードに進むつもりです。
引き続きAIと一緒に学んでいきます。
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本記事は投資助言ではなく、個人による株式投資の学習記録です。特定銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

