投資経験ゼロの会社員、イチカです。
AIだけで株式投資を学ぶ「イチカブAI」、Day23のテーマは「価格帯別出来高(Volume Profile)」です。
最初に「価格帯別出来高」と聞いたとき、正直ちょっと難しそうだなと思いました。でも授業を始めて5分もしないうちに、「あ、これって出来高の価格バージョンか」と気づいて一気に理解が進みました。
Day22で学んだ「出来高分析の基礎」と根っこは同じ。視点を「時間軸」から「価格軸」に変えるだけで、こんなに見えてくる情報が変わるんだと実感しました。
特に印象的だったのが、POC(最重要ライン)の説明で出てきた「磁石のように価格を引き寄せる」という表現です。抽象的な概念なのに、この一言でスッと腹落ちしました。
📋 この記事でわかること
- Volume Profile(価格帯別出来高)とは何か
- HVN(しこり玉)・LVN(真空地帯)・POC の意味と使い方
- なぜ同じサポートラインでも「効くとき」と「効かないとき」があるのか
- Day22の出来高分析との組み合わせ方
※この記事はAIのみで学んだ学習記録です。投資判断はご自身の責任で行ってください。
Volume Profile(価格帯別出来高)とは何か
まず通常の出来高(Volume)との違いを整理します。
- 通常の出来高:「今日は何株売買されたか」→ 時間軸で見る
- Volume Profile:「1,000円の価格帯では何株売買されたか」→ 価格軸で見る
チャートの右側に横棒グラフが並んでいるイメージで、棒が長い価格帯ほど多くの取引が行われたことを示します。
なぜこれが重要かというと、「どの価格帯に多くの投資家がコストを持っているか」が一目でわかるからです。多くの人が1,500円で買っていれば、株価が1,500円に近づいたとき「また買いたい」「損切りせずに済んだ」という動きが起きやすい。それがサポートラインとして機能する理由なんです。
最重要概念①:HVN(しこり玉ゾーン)
HVN(High Volume Node)は、特定の価格帯で出来高が特に多かったゾーンのことです。
なぜ「しこり玉」と呼ぶかというと、その価格帯でたくさんの投資家が株を買っており、価格がそこに戻ってきたとき「また買いたい」「せめてトントンで売りたい」という心理が働くからです。それが価格を支える力(=サポート)や押さえる力(=レジスタンス)として機能します。
具体的なイメージはこうです。1,900円帯でHVNがある銘柄があったとします。株価が2,100円から下落してきたとき、1,900円帯で多くの投資家が「ここで買い直そう」と動くため、下落が止まりやすい。つまりHVNは強力なサポートラインになります。
逆に上方向では、HVNはレジスタンス(上値の壁)として機能します。かつて高値圏で買った人たちが「ようやく戻ってきた、ここで売ろう」と動くからです。
最重要概念②:LVN(真空地帯)
LVN(Low Volume Node)は、出来高がほとんどない価格帯のことです。別名「真空地帯」と呼ばれます。
取引がほとんどない=買い手も売り手も少ない価格帯なので、価格がここを通過するとき、スルスルと一気に動きやすいという特徴があります。サポートもレジスタンスも薄いため、価格の動きに抵抗がないイメージです。
実践での活用例として:株価が1,800円を下抜けしたとき、1,700円帯がLVNなら1,600円のHVNまで一気に下落することがある。逆に上昇時も1,700円帯はほぼ素通りして1,800円のHVNへ。このようにLVNを把握することで、「ここを抜けたら次のHVNまで動く」という目標値設定ができます。
最重要概念③:POC(最重要ライン)
POC(Point of Control)は、Volume Profile全体の中で最も出来高が多かった1本の価格ラインです。
AIに「なぜPOCが重要なの?」と聞いたところ、「磁石のように価格を引き寄せる」という表現で説明してくれました。最も多くの投資家がコストを持つ価格なので、市場がPOCから離れると「公平な価値に戻ろう」とする力が働きやすいという理屈です。
この「磁石」という表現、個人的にすごく腑に落ちました。価格は需給で動くわけですが、最も取引が集中した価格=市場参加者が「妥当」と判断した価格なので、そこへ引き寄せられる力が働くのは自然な話ですよね。

実践での使い方3パターン
① 押し目買いの根拠に使う
株価が高値から下落してきたとき、次のHVNがある価格帯が押し目買いの候補になります。単純にトレンドラインを引くだけでなく「そこに出来高の裏付けがあるか」を確認することで、サポートの信頼性を一段上げられます。
② ブレイクアウト後の目標値設定
HVNを上に抜けたとき、次に価格が止まりやすいのは次のHVNです。LVN(真空地帯)はスルーしやすいので、「今のHVNを抜けたら次のHVNまで一気に動く可能性」を意識してポジションを持てます。
③ 損切りラインの根拠に使う
HVNを下に割り込んでしまった場合、そのHVNで持っていた多くの人が損失を抱えます。すると「せめてトントンで売ろう」という戻り売り圧力が強まるため、HVNを明確に割ったら損切りというルールが有効です。感覚的な損切りではなく、出来高という客観的な根拠に基づいた損切りラインが引けます。
Day22の出来高分析と組み合わせると最強
昨日学んだ「日次出来高」と今日の「Volume Profile」は、視点が違うだけで同じ出来高を見ています。
| 指標 | 何を見るか | 主な使い方 |
|---|---|---|
| 日次出来高(Volume) | 今日の売買の活発さ | トレンドの信頼性確認 |
| Volume Profile | どの価格帯で活発だったか | サポート・レジスタンスの強度確認 |
2つを合わせると、たとえば「出来高急増しながらHVNを上抜けた」という状況では、ブレイクアウトの信頼度が非常に高いと判断できます。逆に出来高が少ないままHVNを抜けようとしている場面は、フェイクブレイクの可能性があります。
TradingViewなら無料プランでVolume Profileが使えます。左メニューの「インジケーター」から検索してみてください。「Fixed Range Volume Profile」が実践でよく使われるタイプです。
よくある質問(FAQ)
Q. Volume Profileは無料ツールで見られますか?
A. TradingViewの無料プランで使えます。「インジケーター」→「Volume Profile」で追加できます。「Fixed Range Volume Profile」を使うと、任意の期間を指定して分析できるので実践的です。
Q. HVNとサポートラインの違いは何ですか?
A. サポートラインは「過去に価格が反発した水平線」を引く手法ですが、HVNは「出来高という客観的データ」によって強さが裏付けられたサポートゾーンです。HVNがある=多くの投資家がそのゾーンにコストを持っているという明確な理由があるため、単純なサポートラインより根拠が強いとされています。
Q. POCは毎日変わりますか?
A. 分析する期間設定によって変わります。短期(数日〜数週間)で見るPOCと、長期(数ヶ月〜1年)で見るPOCでは位置が異なります。スイングトレードでは週足〜日足チャートで中期のPOCを確認するのが一般的です。
Q. LVN(真空地帯)はどうやって見つけますか?
A. Volume Profileを表示したとき、横棒グラフが極端に短い(または棒がほぼない)価格帯がLVNです。HVNとHVNの間にあることが多く、「ここを抜けると次のHVNまで一気に動く」という目安になります。
まとめ:サポートラインが「効く理由」は出来高が証明する
今日の授業で一番の気づきは、「サポートラインは引くものではなく、出来高が証明するもの」ということでした。
これまでは「過去に何度か反発したから、ここがサポートラインだろう」という感覚的な根拠で線を引いていました。でもVolume Profileを使えば、「この価格帯にHVNがある=多くの投資家がここにコストを持っている」という客観的な根拠でサポートの強さを判断できます。
なぜ同じサポートラインでも効くときと効かないときがあるのか。それはHVNがあるかどうか、つまり出来高の裏付けがあるかどうかの違いだったんですね。
- HVN(しこり玉):出来高が多い→強いサポート・レジスタンスとして機能
- LVN(真空地帯):出来高が少ない→一気に通過されやすい
- POC(最重要ライン):最も出来高が集中→磁石のように価格を引き寄せる
次回Day24は「出来高を使ったトレンド確認法」です。今日のVolume ProfileとDay22の出来高分析を組み合わせた実践的な話になる予定なので楽しみです。
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📚 Day22〜Day34 まとめ記事(ピラー④)
出来高・オシレーター・マルチタイムフレーム分析の全記録はこちら:「AIだけで出来高・オシレーター・マルチタイムフレームを学んでみた全記録【Day22〜Day34】」


