AIだけで複数指標の組み合わせを学んでみた——だましを減らす「コンフルエンス思考」とは【Day30】

テクニカル分析
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投資経験ゼロの会社員、イチカです。

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AIだけで株式投資を学ぶ「イチカブAI」、今日はDay30。テーマは複数指標の組み合わせ方です。

正直に言うと、今日のテーマはずっと難しいと思っていた分野でした。

Day11から移動平均線を学び始めて、RSI、MACD、ボリンジャーバンド、ストキャスティクス、一目均衡表と次々と指標を覚えてきましたが、「で、結局どれを使えばいいの?全部使うの?」という疑問がずっと頭の中にありました。

今日の授業で、その疑問がスッキリ解消されました。答えは「全部使わなくていい。複数の指標が同じ方向を向いた瞬間だけ狙えばいい」でした。

さらに面白いと思ったのが、授業の中で「AIにエントリータイミングを毎回判断してもらえばいいんじゃないか?」というアイデアが浮かんだこと。複数指標を組み合わせる計算をAIがやってくれたら、初心者でも精度の高いトレードができるんじゃないか——そんな可能性を感じた回でした。

今日は「コンフルエンス(合流)思考」という、だましを大幅に減らせる考え方を解説します。

📋 この記事でわかること

  • なぜ1つの指標だけでトレードすると危険なのか
  • 「コンフルエンス(合流)」とは何か・なぜ精度が上がるのか
  • 初心者が使いやすい組み合わせパターン3選
  • だましを減らす3つのフィルター
  • AIに組み合わせ判断をさせる可能性

※この記事はAIのみで株式投資を学んだ学習記録です。投資判断はご自身の責任で行ってください。


なぜ1つの指標だけでは危険なのか

Day13でゴールデンクロス・デッドクロスを学んだとき、「これでエントリータイミングがわかる!」と思いました。でも実際のチャートを見ていると、ゴールデンクロスが出ても株価が上がらない場面が出てきます。これが「だまし」です。

AIに「だましはなぜ発生するの?」と聞いてみました。

「どの指標も過去のデータをもとに計算しているため、市場の動きを100%予測することはできません。特に、相場がレンジ(横ばい)のときは、トレンド系指標のシグナルが頻繁にだましを出しやすくなります。1つの指標だけでなく、複数の指標が同じ方向を示したときに初めてエントリーする——これがだましを減らす基本的な考え方です。」

つまり、どんな優秀な指標も単独では限界がある。そこで出てくるのが「複数の指標を組み合わせる」という考え方です。


コンフルエンス(Confluence)とは

コンフルエンス(合流)とは、複数の根拠が重なる地点のことです。

英語の「Confluence」はもともと「川の合流地点」を意味する言葉です。投資の世界では「複数のシグナルが同時に出た場所」を指します。

📊 指標の数と信頼度の関係

使う指標の数 シグナルの信頼度 特徴
1つ ★☆☆ だましが多い・エントリー機会は多い
2つ ★★☆ バランス型・初心者向き
3つ以上 ★★★ 高精度・エントリー機会は絞られる

大事なのは「多ければ多いほどいい」ではないことです。指標を増やしすぎると分析が複雑になりすぎて、逆にエントリーできなくなります。まずは2〜3個を使いこなすことが目標です。

コンフルエンス(複数指標の組み合わせ)の解説図
コンフルエンスの例:①GC確認 + ②RSI反発 → 2つが重なった瞬間がエントリーポイント

上の図を見てください。ゴールデンクロスが発生した瞬間(①)と、RSIが30付近から反発した瞬間(②)が重なっています。この「重なり」がコンフルエンスです。


初心者向け:組み合わせパターン3選

① トレンド系 × オシレーター系(最も基本)

最初に覚えるべき組み合わせです。

役割分担

具体的な使い方:

  1. 移動平均線でトレンドを確認する(MA25が上向き=上昇トレンド)
  2. 上昇トレンド中にRSIが30〜40に下がった押し目でエントリーを検討する
  3. 「方向が合っている × タイミングが良い」の2条件揃いでエントリー

AIに「なぜこの組み合わせが有効なのか」と聞くと、こう教えてくれました。

「移動平均線はトレンドの方向(どちらに動いているか)を教えてくれますが、今買っていいタイミングかどうかはわかりません。RSIは過熱感(買われすぎ・売られすぎ)を教えてくれますが、そもそもトレンドが上向きかどうかはわかりません。この2つを組み合わせることで、方向とタイミングの両方を確認できます。」

② チャートパターン × 出来高(確信度アップ)

Day18〜Day21で学んだチャートパターンに、Day22の出来高分析を組み合わせる方法です。

  • 三角持ち合いのブレイクが出た → 単体では信頼度50%程度
  • 同時に出来高急増がある → 信頼度が80%以上に上がる

出来高の増加は「多くの市場参加者がそのブレイクを本物と判断した」証拠です。逆に、出来高が少ないブレイクはだましの可能性が高いというフィルターとしても使えます。

③ 3指標コンフルエンス(スイング向け・精度最高)

より精度を高めたい場合の組み合わせです。

✅ 3条件コンフルエンス(揃ったときだけエントリー)

  • 条件①:ダウ理論で上昇トレンドを確認(高値・安値が継続して切り上がっている)
  • 条件②:ゴールデンクロスが発生している
  • 条件③:RSIが50以下から反発している

3条件が全部揃う機会は少ないですが、エントリー回数を絞って1回1回の精度を上げるのがコンフルエンス思考の本質です。


だましを減らす3つのフィルター

組み合わせの考え方に加えて、「フィルター」という概念も覚えておくと便利です。フィルターとは、「この条件を満たさないシグナルは無視する」というルールです。

フィルターの種類 ルール
トレンドフィルター 上昇トレンド中のみ買いシグナルを取る(下降トレンド中の買いシグナルは無視)
出来高フィルター 出来高が直近平均を下回るシグナルは無視する
時間軸フィルター 週足で下降トレンドのときは、日足の買いシグナルを採用しない

特に初心者が陥りやすいミスが「トレンドフィルターを無視すること」です。下降トレンド中にゴールデンクロスが出ても、それは一時的な反発である可能性が高い。大きな流れ(トレンド)に逆らわないことが、初心者が最初に身につけるべき鉄則です。


AIにエントリー判断をさせることはできるか?

授業を受けながら、ふと思ったことがあります。「複数の指標が揃ったかどうかの判断、AIに毎回やってもらえばいいんじゃないか?」

試しにAIに聞いてみました。「今日の〇〇社のチャートデータを見て、コンフルエンスが成立しているか判断してほしい」と。

「数値データを共有していただければ、各指標の状態を計算して確認できます。ただし、AIが出す判断はあくまで参考情報です。最終的な投資判断は必ずご自身で行ってください。また、過去データの分析と将来の値動きの予測は別物であることも忘れないでください。」

AIは「できる」と言いました。実際に試してみると、「MA5はMA25を上回っています(GC状態)」「RSIは現在42で、中立から反発の兆候あり」「出来高は直近5日平均の1.3倍」といった形で各指標の状態を整理してくれました。

人間がやると複雑に感じる「複数指標の同時確認」をAIは瞬時にやってくれる——これがAIで学ぶ最大のメリットの1つだと実感しました。

もちろん最終判断は自分でしますが、「何の指標がどういう状態か」を整理してもらうだけでも、初心者には大きな助けになります。


まとめ:3ステップで考えるコンフルエンス思考

📈 精度の高いエントリーの3ステップ

  1. STEP 1:上位足(週足・日足)でトレンドの方向を確認——上昇トレンドのときだけ買いを検討する
  2. STEP 2:オシレーターでエントリータイミングを計る——RSIが40以下に下がった押し目が狙い目
  3. STEP 3:出来高でシグナルの信頼度を確認——出来高が増えているシグナルほど信頼できる

「1つの指標を完璧にしようとするより、3つの指標が同じ方向を向く瞬間だけ狙う」——この考え方が身につくと、トレードの精度が大きく変わります。

Day30を終えて、Day11から学んできた指標たちがようやくつながった感覚があります。次回Day31では「自分だけの監視テンプレートを作る」をテーマに、実際に使う指標を自分仕様に整理していきます。


よくある質問

Q. 何個の指標を組み合わせるのが正解ですか?

明確な正解はありませんが、初心者には2〜3個が現実的です。多すぎると分析が複雑になり、逆にエントリーできなくなる「分析麻痺」に陥りやすくなります。まずは「トレンド系1つ+オシレーター系1つ」からスタートするのがおすすめです。

Q. コンフルエンスが成立しなくてもエントリーしていいですか?

理論上は「コンフルエンス不成立でもエントリーできる」ですが、それだとただの1指標トレードと変わりません。「今日はコンフルエンスが揃わなかった」という日はエントリーしないのが、コンフルエンス思考の肝です。チャンスを待つ忍耐力も重要なスキルです。

Q. AIに指標の状態を判断してもらうことはできますか?

可能です。株価データや各指標の数値をAIに伝えると、「GC状態かどうか」「RSIの水準」「出来高の比較」を整理してくれます。ただし、AIの判断はあくまで参考情報です。最終的な投資判断は必ず自分で行ってください。


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Day22〜Day34のまとめはピラー記事「テクニカル分析 完全ガイド【Day22〜Day34】」でも解説しています。

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AIだけで株式投資を学ぶ完全ガイド|未経験からの全記録【イチカブAI】

本記事は投資助言ではなく、個人による株式投資の学習記録です。特定銘柄・金融商品の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。

✏️ 執筆者 📝 体験記録

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